初心者のためのゼロからの麻雀講座

初心者のためのゼロからの麻雀講座

これから麻雀を始めてみたいという人のためのゼロからの麻雀講座です。

道標

自分にとっての"勝利"とは何かを考えてみる "麻雀で勝つ"とはどういう事でしょうか?「大事な対局で勝利する」「生涯トータルで好成績を残す」「特定の相手に地力・成績で上回る」「ある程度の期間を目安にコンスタントに好成績を残す」「短期勝負の大会で優…

引力

引きの強さについて考えてみる 麻雀で議論をする時によく使われる言葉に「引き」「流れ」「強さ」などがあります。しかしこれらの言葉は定義を確立するのがとても困難です。例えば一口に「流れ」と言っても、軌跡としての流れ、勢いとしての流れ、人・牌・運…

展開

ゲーム回しについて考えてみる 麻雀は絵合わせゲームではないので、どんなに読みが鋭かろうが引きが強かろうが、半荘なら半荘、10回戦なら10回戦の展開を考えて打たなくては良い成績は残せません。どこで濃く、どこで淡く、どこで勝負し、どこで見切るかを判…

スピード

牌効率と食い仕掛けについて考えてみる 現代麻雀は昔に比べスピードが重視されるようになりました。ここでは、牌効率、食い仕掛けという2つの面からスピードについて考察したいと思います。 まず、最近よく耳にする”牌効率”ですが、これは期待値、確率論の進…

見切り

危険牌を外すタイミングについて考えてみる 麻雀の待ち牌というのは、どんな受けでも基本的にはその人にとって足りない牌となる訳ですから、暗刻筋の様に自分の手牌でたくさん殺している牌の筋は他家が必要な牌となりうるということですね。 だからと言って…

赤牌 ②

赤牌を絡めた鳴きについて考えてみる 東家 ドラ 伍萬 この様な現在5800点の仕掛けをしていたところ上家から が出ました。さて、ここでチーする場合どう鳴くのが正解でしょうか? (1) とさらして鳴くか(2) とさらして鳴くか ですが、それぞれのメリットと…

赤牌 ①

赤牌混じりの捨て牌について考えてみる この様な平凡な平和系の捨て牌で が切られていた場合、 待ちや 待ちという両面待ちは考えづらいということがお分かりでしょうか。 特別な場合(手牌の値段、迷彩等)を除き、手の内に や という形であったならば、 を…

理由のある一打にする

よく考えてみよう 例えばこのような配牌。あなたは第一打に何を捨てますか? 東一局 親 ドラ 九萬 これを読んでいる方々の中には、特に何も考えずに や を捨ててしまう人が多いのではないでしょうか。 ではその や を捨てるという方へ。 と 、どちらから捨て…

ざっくり麻雀点数計算習得法

点数計算は出来て当たり前!? 初心者にとって最初の難関は点数計算。だからと言っていつまでも人任せではいけません。麻雀のアガり点は自己申告制が基本。どんなゲームにもルールはありますよね?点数計算も麻雀のルールの一部なのですから、点数計算は自分…

手役一覧表

一翻役 立直(リーチ) 条件…メンゼンのみ メンゼンでテンパイしたときに、リーチと宣言すると一翻になります。リーチを宣言した場合、その時点で手牌を入れ替えることができなくなります。 門前清自摸和(メンゼンチンツモホー) 条件…メンゼンのみメンゼン…

ゼロからの麻雀講座 ⑩

和りの条件 麻雀の役は、翻(ハン)という単位で数え、組み合わせの難しい役ほどその翻数(ハンスウ)は高くなります。またアガる為の大前提として、最低でも一翻なければアガる事ができないというルールがあります。これを一翻しばり(イーハンシバリ)とい…

ゼロからの麻雀講座 ⑨

待ちの形 アガる為には、自分の手牌にどんな待ちがあるのかをしっかりと把握する必要があります。 待ち方にはいくつかの種類があります。 (1)両面待ち(リャンメンマチ) 最も基本的な待ち方。数牌の2つの牌で待つ形です。麻雀の牌は1種類につき4枚なので…

ゼロからの麻雀講座 ⑧

和りについて テンパイから、組み合わせができあがる事を和り(アガリ)といいます。アガりには、ツモ和り(ツモアガリ)とロン和り(ロンアガリ)の2種類の方法があります。 和り牌(アガリハイ)を自分でツモってきた時はツモアガりとなるので、ツモった牌…

ゼロからの麻雀講座 ⑦

聴牌とは あと1枚必要な牌がくれば組み合わせができあがる形の事を聴牌(テンパイ)、テンパイの一歩前、あと1枚必要な牌がくればテンパイになる形の事を一向聴(イーシャンテン)といいます。 どれをツモってもテンパイですね。これがイーシャンテンの状態…

ゼロからの麻雀講座 ⑥

ツモと捨て牌 牌山から牌を1枚ずつ持ってくる行為を、ツモといいます。ツモを行った時には自分の手元に牌は14枚になるのですが、その中から不要な牌を捨てて13枚に戻します。組み合わせが出来上がるまでは、自分の手元には常に牌は13枚で進行するということ…

ゼロからの麻雀講座 ⑤

塔子と対子 シュンツやコーツを作る為には、当然そのもととなるものがあるはずです。そのもととなるものには、あと1枚でシュンツになる塔子(ターツ)とあと1枚でコーツになる対子(トイツ)があります。 ターツは、次の3種類。 (1)両面塔子(リャンメンタ…

ゼロからの麻雀講座 ④

ゲームの進行 さて、ここからはいよいよゲームの進行の仕方についての説明になります。ここから各プレーヤーは、ゲーム毎に13枚ずつの牌を手元に置いて、伏せてある牌山から牌を1枚ずつ順番に取り、必要な牌と不必要な牌を取替えながら、組み合わせを作って…

ゼロからの麻雀講座 ③

配牌 それでは、牌山から牌を取ってみましょう。この行為を配牌(ハイパイ)といいます。 (1)この半荘の親である起家が、サイコロを2個同時に振ります。 (2)親はサイコロの出た目の位置から、まず4枚の牌を手元に取ります。 例.親がサイコロを振って7が…

ゼロからの麻雀講座 ②

場所決め 麻雀を始める前に、まず四人が座る席順を決めます。決め方には、サイコロを使う方法と、牌を使う方法があります。ここでは、牌を使った略式的な方法『つかみ取り』を説明します。 場所決め (1)四人がまず好きな席に座ります。(2)風牌を東、南、…

ゼロからの麻雀講座 ①

麻雀ってどんなゲーム? 麻雀は中国で生まれたゲームです。様々な模様の描かれた 牌(ハイ)を使い、ルールに沿って 役(ヤク)と言われる組み合わせを完成させ、四人で得点を競うゲームです。 // 牌の種類と呼び名 麻雀で使われる牌は34種類で各4枚ずつ。合…