ゼロからの麻雀講座 ⑥
ツモと捨て牌
牌山から牌を1枚ずつ持ってくる行為を、ツモといいます。
ツモを行った時には自分の手元に牌は14枚になるのですが、その中から不要な牌を捨てて13枚に戻します。組み合わせが出来上がるまでは、自分の手元には常に牌は13枚で進行するということを覚えておきましょう。
しかし、ゲーム開始の時点では親の手元には14枚の牌があるはずです。したがって親だけはまず不必要な牌を捨てる事から始めます。以下、南家、西家、北家の順で、ツモと捨て牌を行います。
この時ツモの行為は、前の人が捨て牌を終えてからにしましょう。
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鳴きについて
面子を作る方法は、自分の配牌とツモだけではありません。他の人の捨てた牌が自分の必要な牌だったとき、その牌で面子を作る事もできます。この行為を鳴き(正しくはフーロ)といいます。
鳴きにはコーツを作るためのポンと、シュンツを作るためのチーがあります。
ポンは他の三人誰からでも行う事ができます。
他の人から欲しい牌が捨てられたら『ポン』と発声し、手元の牌の右側に自分の手の中のトイツの牌と捨て牌の欲しい牌を揃えて抜き出します。
この時、鳴いた人は捨て牌をする事を忘れないようにしましょう。
右側に抜いた時には、その牌を誰から鳴いたのかわかるように牌の向きを1枚だけ変えておきます。
上家からのポンの場合
対面からのポンの場合
下家からのポンの場合
こうして鳴いて作ったコーツの事を明刻(ミンコ)といい、配牌と自分のツモだけで作ったコーツの事を暗刻(アンコ)といいます。
チーはポンとは違い、上家からしかすることができません。鳴き方はポンと同じで、他の人から欲しい牌が捨てられたら『チー』と発声し、手元の牌の右側に、自分の手の中のターツの牌と捨て牌の欲しい牌を揃えて抜き出します。
槓について
一人の人が、同種の同じ牌4枚を面子にすることを槓(カン)といいます。
アンコに4枚目の牌を持ってきて、面子を作ることを暗槓(アンカン)といいます。
4枚目の牌を持ってきたら『カン』と発声し、手元の牌の右側に自分の手の中の4枚の牌を揃えて抜き出し、両端の2枚を裏返しておきます。
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このまま捨て牌をしてしまうと、手元の牌が足りなくなってしまいますので、ワンパイのリンシャンハイから1枚牌を補充してから捨て牌を行います。
カンを行うと、ドラを1枚増やすことができます。
リンシャンハイから1枚牌を補充する際に、ドラ表示牌のリンシャンハイとは逆に位置する隣の牌をカンドラとして新たに表示します。
ポンをしたあとに4枚目の牌を自分でツモってくるか、手の中でアンコが完成しているところに同じ絵柄の4枚目の牌が捨てられ、その牌で面子を作ることを明槓(ミンカン)といいます。
これはポンと同じように、他の三人誰からでも行う事ができ、牌が捨てられたら『カン』と発声し、手元の牌の右側に、自分の手の中のアンコの牌と捨て牌の欲しい牌を揃えて抜き出します。
上家からのミンカンの場合
対面からのミンカンの場合
下家からのミンカンの場合
先ほどと同じように、手元の牌が足りなくなっているので、リンシャンハイから牌を補充し、カンドラを表示してから捨て牌を行います。
ここでちょっと復習!
チーってどこからできるんだっけ???
ツモだけで作るコーツって何だっけ???
鳴いて作るコーツって何だっけ???
カンしたら、どこから牌を補充するんだっけ???