初心者のためのゼロからの麻雀講座

初心者のためのゼロからの麻雀講座

これから麻雀を始めてみたいという人のためのゼロからの麻雀講座です。

スピード

牌効率と食い仕掛けについて考えてみる

現代麻雀は昔に比べスピードが重視されるようになりました。
ここでは、牌効率、食い仕掛けという2つの面からスピードについて考察したいと思います。

 

まず、最近よく耳にする”牌効率”ですが、これは期待値、確率論の進歩により生じた言葉で、現在のスピード化した麻雀ではある程度の成績を残す上で必要不可欠な考え方であり、初心者から上級者までしっかりとした基礎を身につける事が必要でしょう。


さてここで、簡単な牌効率の問題を挙げてみましょう。

(1)五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 ツモ八筒:麻雀王国

(2)二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国 ツモ 七索:麻雀王国 ドラ 五索:麻雀王国

(3)四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ 二萬:麻雀王国


いずれも特別な条件は無いものとします。あなたなら何を切りますか?

 

 

牌効率論の考え方によれば正解は以下の様になります。

(1)六萬:麻雀王国 切りで5・6・7、6・7・8 の三色両天秤の構えも悪くありませんが、どうしても三色という局面でないのならスピード、打点、三色に仕上がる期待値、どれが入っても両面待ちになるという要素からここでは 五索:麻雀王国 切りが正解となります。

 

(2)(1)と同様に、一気通貫への期待値、テンパイへの牌種を考え、七索:麻雀王国 ツモ切りよりも 九萬:麻雀王国 切りで、三索:麻雀王国 六索:麻雀王国 八索:麻雀王国 九索:麻雀王国一萬:麻雀王国 四萬:麻雀王国 八萬:麻雀王国 受けのイーシャンテンに構えるほうが正解です。

 

(3)これは、中:麻雀王国 のポンテン、三萬:麻雀王国 六萬:麻雀王国 九萬:麻雀王国 の二度受け拒否を考え、四萬:麻雀王国 五萬:麻雀王国 もしくは 七萬:麻雀王国 八萬:麻雀王国 切りが正解です。

 

牌効率論の要点をまとめると、次の様になります。

全ての牌に融通性を持たせる。
無理して手役を追わないで、ロスを少なくしつつ、ある程度の打点を目指す。
愚形を恐れない。
二度受けを嫌う。

 

 

続いて食い仕掛けですが、あなたは字牌は1鳴き派ですか?2鳴き派ですか?
最近のスピード麻雀では1鳴きでもやや遅く、スピードを求める局面ならば字牌が出る前から仕掛ける必要があります。

 

次の例題。あなたなら仕掛けるかどうか考えてみてください。

 

(1)二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ドラ 九索:麻雀王国 上家から 四萬:麻雀王国

 

(2)二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ドラ 中:麻雀王国 上家から 三索:麻雀王国

(3)二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 ドラ 七萬:麻雀王国 上家から 八筒:麻雀王国

(4)六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 ドラ 中:麻雀王国 上家から 五索:麻雀王国

 

わかりやすくする為に多少作為的にドラを入れてみましたがいかがでしょうか?

 

(1)と(2)はノータイムで仕掛けても良いと思います。
(3)の 八筒:麻雀王国 を鳴かないという方は、それがもし 三萬:麻雀王国 ならどうでしょう?
(4)も緊急を要する局面なら仕掛けもありですね。

バック反対派の人は結構いるでしょう。しかし字牌ならば仕掛けるというのは少しリスキーです。(1)にしろ(3)にしろ鳴くという作戦をとった以上、将来" 發:麻雀王国 をポン"より" 發:麻雀王国 でロン"の方が早いし、カン 三萬:麻雀王国 なら鳴くが 二筒:麻雀王国 五筒:麻雀王国 八筒:麻雀王国 は鳴かないというのは少し矛盾があります。

確かに(3)の手は、メンゼンで進めればハネ満まで望める手ですが、鳴くと決めたのなら" 三萬:麻雀王国 をチー"より" 三萬:麻雀王国 でロン"の方が優れているのだから、鳴けるところから鳴くべきだと思うのです。

バックから仕掛けるもう一つの目安としては、最終的に残りそうなターツ、雀頭の安全性という点があります。
例えば雀頭が1枚切れの 西:麻雀王国 などであれば、役牌のバックから手牌の数が4枚になったとしてもオリる事が可能です。
みなさん。こんな経験はありませんか?流しにかかり2000点の仕掛けで三フーロした所、後のない親からリーチ。これに対して、どこまで突っ張れますか?
親からリーチがかかる前に勝負を決められなかった時点でオリを考えるべきです。

 

確かに現行のルールでは、スピード麻雀を身につけなければ勝ちきる事は難しいでしょう。
しかしこれだけでは決定打が出ません。
インフレルールによる手なりでの決定打というのもあるでしょうが、スピード麻雀を意識しつつ、牌姿、展開、他家の動向等を計算し、意図的に一発長打を狙える局面を見極める事が必要です。

 

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