ゼロからの麻雀講座 ⑩
和りの条件
麻雀の役は、翻(ハン)という単位で数え、組み合わせの難しい役ほどその翻数(ハンスウ)は高くなります。またアガる為の大前提として、最低でも一翻なければアガる事ができないというルールがあります。これを一翻しばり(イーハンシバリ)といいます。
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食い下がりについて
ひとつひとつの役には、あらかじめ個々に翻数が決められているのですが、同じ役でも自分の配牌とツモだけで作るのものと、他の人が捨てた牌を鳴いて作るのとでは難易度に差があります。したがって、自分の配牌とツモで作った場合と、他の人が捨てた牌を鳴いて作った場合とを区別する為に、鳴いた場合には翻数が少なくなる食い下がり(クイサガリ)というルールがあります。
門前とは
自分の配牌とツモだけで、最後まで役を作る事を門前(メンゼン)といいます。麻雀の手役作りの基本はメンゼンという事を覚えておきましょう。
振り聴について
テンパイはしたものの、自分のアガり牌を自分で捨ててしまっている状態を振り聴(フリテン)といいます。フリテンの牌でロンアガりをする事はできません。
チョンボについて
アガれる状態ではないのにアガりを宣言してしまった場合、その人は規定の罰則を受けなければなりません。これをチョンボといい、その局はその時点で終了となります。
チョンボになるケース
テンパイしていないのに、アガりを宣言した場合。
実際のアガり牌とは違う牌で、アガりを宣言した場合。
役がないのに、アガりを宣言した場合。
フリテンの状態で、ロンアガりを宣言した場合。
チョンボをした場合の罰則は、親のチョンボの場合は全員に4000点ずつの支払い、子(南家、西家、北家)のチョンボの場合は親に4000点、子に2000点ずつ支払うのが一般的なルールです。
ここでちょっと復習!
一翻しばりって何だっけ???
食い下がりって何だっけ???
門前って何だっけ???
振り聴って何だっけ???