赤牌 ①
赤牌混じりの捨て牌について考えてみる
この様な平凡な平和系の捨て牌で が切られていた場合、
待ちや 待ちという両面待ちは考えづらいということがお分かりでしょうか。
特別な場合(手牌の値段、迷彩等)を除き、
手の内に や という形であったならば、 を切るからですね。
同様の考え方から、この場合リーチ前に 、リーチ後に が通っているので、
待ちや 待ちという両面待ちはないと言えるでしょう。
つまり、リーチ宣言牌より前に赤牌が切られていれば同色の3-6・4-7待ちは無いという新しい定石が成立します。
この様に1枚の赤牌からリーチに対する読みが大分広がります。
しかしこれはあくまで両面待ちに限った話であり、確実にアガりを獲りたい時にはこの赤牌の特質を逆手に取ったリーチが有効になる場面もあるわけです。