理由のある一打にする
よく考えてみよう
例えばこのような配牌。あなたは第一打に何を捨てますか?
東一局 親 ドラ 九萬
これを読んでいる方々の中には、特に何も考えずに や を捨ててしまう人が多いのではないでしょうか。
ではその や を捨てるという方へ。
と 、どちらから捨てますか?その理由は?
そう問われて答えられる方は少ないのではないかと思います。
現時点で自分から見えている情報で判断すれば、場に存在する四枚のうちの一枚の が見えているわけですから、 の方が よりも裏ドラになる確率が25%高いと言えます。
対して打 とした場合、下家の南家は自分の風牌だけに合わせて打ちづらく、せっかくの親番を四風子連打で流されてしまう確率が低いのではないでしょうか。
このように一歩踏み込んで考えてみるだけで、選ぶ打牌に理由が生まれました。
数牌の並びを見るとピンフの形が見えます。
その場合、 ならば唯一 が不要牌とも言えます。
但しポンされればこちらが一歩も進んでいないにも関わらず、他家の手を進ませてしまいかねない一打ともなります。
打 ならば内筋である が単独で存在するため、 を引いた場合でもロスがないので打 とする方も多いのではないかと思います。
別にこれは、よくある"何を切る?"みたいな問題を出しているのではありません。
当然これが正解!などという答えもありません。
第一打目から考える要素はこれだけあるということなのです。
自分の選んだ第一打を"意味"のある打牌にする。
つまり考えて欲しいのは、"何を切るか?"ではなく"なぜこれを切るのか?"です。
自分の選んだ牌に意味を見出せるようになれば、自ずと他人の捨て牌の意味にも目が行くようになります。
その意味に気が付くようになれば、それまで見えていなかったモノが自然と見えてくるはずです。
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