初心者のためのゼロからの麻雀講座

初心者のためのゼロからの麻雀講座

これから麻雀を始めてみたいという人のためのゼロからの麻雀講座です。

道標

自分にとっての"勝利"とは何かを考えてみる

"麻雀で勝つ"とはどういう事でしょうか?

「大事な対局で勝利する」
「生涯トータルで好成績を残す」
「特定の相手に地力・成績で上回る」
「ある程度の期間を目安にコンスタントに好成績を残す」
「短期勝負の大会で優勝する」

どれも勝利には変わりませんが、凌ぐという点で考えれば「ある程度の期間を目安にコンスタントに好成績を残す」というのは非常に大事です。
特に毎月相当数の半荘を消化する人(例えば雀荘のメンバー)にとっては大きなテーマなのではないでしょうか。

麻雀は常勝できるゲームではありません。
牌勢が悪い時があれば、交通事故のような出来事もあります。
しかし、要領良く打てばある程度の期間を目安にコンスタントに好成績を残す事は案外可能なものです。
要領良くとはトータルバランスでの確率・期待値を重視し、手牌、点棒、進行状況に応じて押し引きにメリハリをつける打ち方です。

既成の「何を切る?」といったものは、好成績を残すというテーマの下ではさほど重要ではありません。
それよりは押し引きにメリハリをつける打ち方を意識するようにしましょう。

平たく言えば、
・先行逃げ切り出来そうなゲームでは徹底的にガードを固め局を進める
・配牌を見た時点でオリを考える場合もある
・手牌がきてる勝負所と思える場面では分厚く打つ
・親番でひと捲りできる打ち方を覚える

といったように、大局観をもってゲーム捌きを意識する事が大切です。
これは他のギャンブルにおいてもいえる事ですが、押すべきところは押し、引くべきところはとことん引くというメリハリは非常に大事です。

麻雀は他に類を見ないほどマニュアルのないゲームなので、後ろ見は見取り稽古という意味で勉強になります。
強い人の後ろでなくても構いません。
初心者の後ろで見ていても、その人がどう考えて打っているか推理しながら見れば勉強になります。
後ろ見に慣れてきたら、自分から見えている情報から見えていない部分を推理しながら後ろ見をしてみて下さい。
見えていない部分というのは、残り二人ないし三人の手牌構成、残りの山に残っていそうな牌の事です。
集中してやれば自分が打つより疲れるかもしれませんが、このトレーニングにより実際に自分が打つ時、今まで見えなかったものが必ず見えるようになっているはずです。
もしあなたがどうしても勝てないと認める強い人がいたら、その人の後ろでよく見てみて下さい。
半荘50~60回位見れば、これから先その人に勝つ事ができるかどうかがわかるはずです。
半荘1~2回位しか見ないのならばあまり意味がありませんので、後ろ見出来る機会のある人は見れる限り後ろ見をして下さい。ただ後ろで見られるのを嫌がる人もいるので、そのあたりのマナーには気をつけましょう。


⇒雀荘さながらの家庭用全自動麻雀卓がこの価格で!?今一番売れてる麻雀卓はこれだ!